自分を知る
前に、気分変調性障害ではないかという話をしました。あれは特に自分が衝撃を受けた事例だったので紹介しましたが、ネットなどで見かけた病気やパーソナリティに対して「これは自分に当てはまるな」と感じることは多々あります。
自律神経失調症とか、HSP、発達障害、スキゾイドパーソナリティなどなど‥‥挙げればきりがありません。診断されたわけではないので可能性がある、というだけですが。
そうやってネットで調べては、「こんな病気や障害があるかもしれない、どうしよう」と焦っていたのですが、ある時気づきました。
どんな病気を持ってるかではなく、自分という人間はどういうものかを考えた方がいいと。
例えば、何が得意で、何が苦手か。どんな環境なら力が出せて、どんな環境なら疲れてしまうのか。どういうものが好きで、どういうものが嫌いなのか。
中には病気のせいでそうなってるものもあるだろうし、気質の問題もあるかもしれない。
でも、私という人間を少しでも生きやすくするためには、病気だろうと気質だろうと、私という人間の得意不得意を見極めた方がいいと思いました。
苦手なこと、得意なこと、好きなこと、嫌いなこと‥‥そういうものを紙に書いてまとめてみたら、なんだかスッキリしました。
自分の説明書のようなものでしょうか。
自分のことを知る、というのはとても大切だなあと最近思います。
自分のことを全てコントロールできる人はそうそういません。感情とか体調とか、どうしても操作できないものはたくさんあります。
ですが、自分のことを知ると、次に何が起こるか予想して対策が立てられます。
そうすれば、少しでも自分の思った通りの人生が生きられる気がするのです。