不眠について
私は昔から早寝早起きが得意で、夜更かしや徹夜をほとんどしない人間でした。
それは私の中で自慢できることだったのですが、うつになってからその生活リズムがよく狂うようになりました。
布団に入っても興奮が収まらなくてなかなか眠れず、いつのまにか朝まで起きてしまったり‥‥
あるいは朝だるくて起きられず昼過ぎまで寝てしまったり‥‥とにかく正常な睡眠をとるのが難しくなっていました。
今は睡眠薬を処方されたことで改善され、11時に寝て7時に起きるという健康的な睡眠サイクルを取れるようになりました。
それでも、時折夜中に目が覚めてしまうことがあります。
おそらく、自分で自律神経がコントロールできなくなっているのだと思います。自分の意思に反して交感神経や副交感神経が勝手に働いてしまうのです。
今までは出来ていたことが出来なくなるのは苦しいです。
薬があれば出来るようになるとしても、薬がなければ「普通」になれないという事実は変わりません。
それでも、「普通」じゃないことを少しずつでも認めていきたいです。
きっと同じように「普通」になれない人が、この世にたくさんいると思います。
その人たちの存在を思うと、私も生きてていいのかなという気持ちになってきます。
私もそんな希望を与えられる存在になれたらな‥‥と少し憧れたりしているのです。