少しずつ生きていく

軽度のうつ病持ちが心の整理をするブログ

将来のこと

最近は将来のことばかり考えてしまいます。

前に「今は就活していない」と言いましたが、周りの人は進路が決まってる人が多くて、時折その事実に圧倒されてしまったりもします。

 

また、卒業できるかどうかもそもそも分かりません。単位は足りてるのかとか、卒論は大丈夫なのかとか、不安ばかりが募ります。

私の計算では今期なんとか乗り切れば単位は足りるはずですが、これまでよく見落としをしてきたため怖くて仕方ありません。自分の不注意でまたとんでもないミスをするのではないかという不安がいつもあります。

 

4年間できちんと卒業できれば自分の自信にも繋がると思いますが、逆に何かのミスでできなければ自信を大きく失いそうで怖いです。

 

 

実は、卒業後はフリーターとして働きつつ、漫画やイラストを描こうと思っています。

進路を考えていた時、ふと思ったのです。

「今の私に週5フルタイム勤務は無理だ。たとえ一時的にできたとしても、必ずどこかで力尽きる時が来る。うつだって再発するかもしれない。それなら、好きな時間に、好きなことをして働く道を選びたい。」と。

甘えだと思われるでしょうか。ですが、私にはどうしても毎日電車に乗って会社に8時間拘束されて帰ってくる、と言うビジョンが見えなかったのです。

もちろん、好きなことをして生きていくのは簡単なことではありません。ですが、ネットの世界にはメンタル疾患などのハンデを持ちながらも好きなことをして働いている、あるいは働こうとしている人たちがいるのを知って、私もそうなりたいと思ったのです。

 

好きなことをして生きていくために、卒業後は何をすべきなのだろうか。そもそもアルバイトがちゃんとできるのか。お金をある程度稼げるようになるまで一体どのくらいかかるのか‥‥。最近はそういうことを悶々と考えて、答えのない迷路をぐるぐるさまよっています。

 

そんな時、ふと前の記事で言った「今に集中して生きていきたい」という言葉を思い出しました。

今の私ができることといえば、卒業できるように精一杯努めることと、絵を少しでもたくさん描くことくらいしかないのです。それ以上を求めるとキャパオーバーになってしまいます。

 

将来のことを心配したり、過去のことを後悔したりして、過去や未来のことを考えることは、今の私を無視しているのと同じです。

大切なのは今ここ、現在です。現在を生きることしかできないのです。

「今に集中して生きていきたい」という言葉を忘れずに、日々を過ごしていきたいですね。

寒空

寒くなってきましたね。

布団やコタツから出たくない季節になってきました。

 

この季節は胸のあたりがどうにも寒々しくなってしまいますね。一人暮らしをしているのもあって、寂しさがすごく身に染みます。こういう時はうつの症状がより酷くなったりしてつらいです。

ご飯を食べるのがあまり好きではないという話を前にしましたが、最近はもっと美味しく感じなくなった気がします。

食べなければ動けないと思って腹に収めるのですが、吐き気がしたりお腹が痛くなったりします。

こういうことが何度もあると、生きることそのものに嫌気がさしてきたりします。死ぬつもりは全くもって無いですが、足元がぐらぐらと揺れるような感覚が襲ってくることはあります。

 

こういう不安な時は、つい水島先生の本を読んでしまいます。最近読んだ本に「BEの自信」というキーワードが出てきました。

「できるだけこうありたい」という心の姿勢を保っている時の自信のことだそうです。

 

小さなことに左右されない 「本当の自信」を手に入れる9つのステップ

小さなことに左右されない 「本当の自信」を手に入れる9つのステップ

 

 

「BEの自信」の例として出てきたものとして

「今に集中して生きていきたい」

「今はこれでいいと今の自分を受け入れたい」

「できるだけ心の平和を保っていきたい」

などがありました。

これを見て、わたしもこの「BEの自信」を身に付けたいと思いました。

そのために、事あるごとに上の言葉を繰り返し唱えてみたところ、心が少し軽くなりました。

今を生きるというのは大切なことですね。

水島先生の本にはいつも助けられています。

嫉妬した時

前にもちょっと言いましたが、私はすぐ人に嫉妬します。

自分より絵が上手い人、友達が多い人、コミュ力がある人、体力がある人、などなど‥‥挙げ始めるときりがないです。

 

例えば、ネットには自分より絵の上手い人がたくさん居ます。右を見ても左を見ても嫉妬の対象だらけです。自分の描きたいものに近いものを描いていて、さらに自分より評価をもらっていたりすると、嫉妬心がもっと膨れ上がったりします。

 

こういう時は、まず見るのをやめます。そして今の気持ちを、日記などに書きなぐってみます。「私はなんて絵が下手なんだろう、絵だけが唯一の取り柄なのに。こんなんじゃ生きていけない、死にたい‥‥」等々‥‥ネガティブな言葉をつらつら吐き出していくと、少し落ち着いてきます。

 

その絵が評価されてるからといって私の絵の評価が上がったり下がったりするわけではありません。確かにその人に比べると少ないかもしれないけど、私も普段は他人から評価をもらって喜んだりしているのです。ですが、上手い絵を見たという衝撃はそんな日常の喜びを一瞬どこかに吹き飛ばしてしまいます。

日記を書くことは、その日常をどうにか思い出させるという作業でもあるのです。

 

日常の喜びを思い出して、いまを生きる私自身を慈しむ。まだまだ難しいことですが、衝撃に飲まれることをできるだけ減らしていきたいですね。

 

自分を知る

前に、気分変調性障害ではないかという話をしました。あれは特に自分が衝撃を受けた事例だったので紹介しましたが、ネットなどで見かけた病気やパーソナリティに対して「これは自分に当てはまるな」と感じることは多々あります。

自律神経失調症とか、HSP発達障害スキゾイドパーソナリティなどなど‥‥挙げればきりがありません。診断されたわけではないので可能性がある、というだけですが。

 

そうやってネットで調べては、「こんな病気や障害があるかもしれない、どうしよう」と焦っていたのですが、ある時気づきました。

どんな病気を持ってるかではなく、自分という人間はどういうものかを考えた方がいいと。

 

例えば、何が得意で、何が苦手か。どんな環境なら力が出せて、どんな環境なら疲れてしまうのか。どういうものが好きで、どういうものが嫌いなのか。

中には病気のせいでそうなってるものもあるだろうし、気質の問題もあるかもしれない。

でも、私という人間を少しでも生きやすくするためには、病気だろうと気質だろうと、私という人間の得意不得意を見極めた方がいいと思いました。

 

苦手なこと、得意なこと、好きなこと、嫌いなこと‥‥そういうものを紙に書いてまとめてみたら、なんだかスッキリしました。

自分の説明書のようなものでしょうか。

 

自分のことを知る、というのはとても大切だなあと最近思います。

自分のことを全てコントロールできる人はそうそういません。感情とか体調とか、どうしても操作できないものはたくさんあります。

ですが、自分のことを知ると、次に何が起こるか予想して対策が立てられます。

そうすれば、少しでも自分の思った通りの人生が生きられる気がするのです。

飲んでいる薬

うつになりかけていた頃、調子がおかしいと感じた私は大学のカウンセラーに相談をしました。何度か通ってるうちに、カウンセラーに心療内科にかかる事を勧められるようになりました。紹介してもらった病院は予約するのに2、3ヶ月待たないといけなかったのですが、それでも行ったほうが良いと言われ待つことにしました。

 


2ヶ月後、初診がありました。うつ状態だと診断され、抗うつ薬を処方されました。確かサインバルタ20mgだったと思います。

その当時は、「この薬を飲まなくなれば完治だな、きっと1年もすれば治るだろう」と思っていました。

しかしそこから薬が減ることはありませんでした。今はサインバルタ30mgとエビリファイ半錠、スルピリド睡眠薬のベルソムラを飲んでいます。

 


今まで薬を飲み忘れそうになったことはあれど、欠かしたことはありません。

ですが、いつも思います。「本当は抗うつ薬なんて飲まなくてもやっていけるのではないか」と。「飲まなかったらどうなるのだろう」と。

 


しかし、抗うつ薬を飲んでいても時折希死念慮や絶望感が襲ってくることを思うと、飲まなかったらもっとひどいことになることは想像がつきます。そう簡単に薬から脱することはできないのだなあと思います。

 


薬を飲まなくなる=完治とは言えませんが、それでも一つのゴールだとは思うので、少しずつ、少しずつでいいから薬を減らしたいですね‥‥。

それでいいノート

生きづらい毎日に それでいい。実践ノート

生きづらい毎日に それでいい。実践ノート




先日、このノートを全て書き終わりました。


ネガティブな出来事に対して自分の気持ちを書いたあと、それに対する親友の言葉を想像して書くというものです。


親友ならどう言うだろう‥‥と考えるのは、難しかったけど楽しかったです。思っていた以上に優しい言葉をかけてくれたりして泣いてしまったこともあります。


「とりあえず毎日続けてみて」とのことだったので、頑張って続けました。語彙力が無いので同じような内容になることもしばしばあったり‥‥。


大抵は体調不良に関する愚痴だったのですが、辛い気持ちを肯定してくれる人がいなくても、こうして自分で肯定してみると少しは楽になることが分かりました。


つい自分を責めてしまう人に、オススメしたいです。