少しずつ生きていく

軽度のうつ病持ちが心の整理をするブログ

不眠について

私は昔から早寝早起きが得意で、夜更かしや徹夜をほとんどしない人間でした。

それは私の中で自慢できることだったのですが、うつになってからその生活リズムがよく狂うようになりました。

布団に入っても興奮が収まらなくてなかなか眠れず、いつのまにか朝まで起きてしまったり‥‥

あるいは朝だるくて起きられず昼過ぎまで寝てしまったり‥‥とにかく正常な睡眠をとるのが難しくなっていました。


今は睡眠薬を処方されたことで改善され、11時に寝て7時に起きるという健康的な睡眠サイクルを取れるようになりました。

それでも、時折夜中に目が覚めてしまうことがあります。

おそらく、自分で自律神経がコントロールできなくなっているのだと思います。自分の意思に反して交感神経や副交感神経が勝手に働いてしまうのです。


今までは出来ていたことが出来なくなるのは苦しいです。

薬があれば出来るようになるとしても、薬がなければ「普通」になれないという事実は変わりません。

それでも、「普通」じゃないことを少しずつでも認めていきたいです。

きっと同じように「普通」になれない人が、この世にたくさんいると思います。

その人たちの存在を思うと、私も生きてていいのかなという気持ちになってきます。

私もそんな希望を与えられる存在になれたらな‥‥と少し憧れたりしているのです。


オタク趣味と日記

私はゲームや漫画、アニメが好きです。

母がいわゆるオタクだったので、遺伝というか環境的にオタクになりました。

好きなゲームが発売したらすぐに買ってプレイするし、同じくオタク趣味の家族や友達とアニメやゲームについて話して盛り上がったりもします。


しかしうつの症状がひどい時はそれができません。

いつも楽しめているはずのアニメや漫画を見ても何も感じないし、それどころかイライラすることさえあります。

こうなるともう、どうしたらいいのか分かりません。


人付き合いが苦手で一人遊びが好きな私にとって、アニメやゲーム、漫画は数少ない遊び相手でもあります。その遊び相手が急にいなくなった時の心細さはかなり大きいです。


そんな心細い時に、何をして過ごせば良いのか。この2年間ずっと考えてきました。そして、答えになりそうなものをいくつか見つけることができました。その中の一つが、「自分の思ってることを書き出してみること」です。

時に汚い言葉を吐いてしまうこともありましたが、自分の内に溜め込んでいる鬱々としたものを外に出すと、少しは気持ちが晴れることが分かりました。


この書き出した日記帳はとても人に見せられるものではないです‥‥💧

とはいえ、あとで見返してみるとなかなか面白くて、よく論理が飛躍してることが分かります。

例えば「あの人の方が絵が上手い」→「私は生きてる価値がない」とか‥‥

このうつ特有の論理の飛躍に気付けるだけで、かなりやった価値がありました。

うつになった経緯

私は2年ほど前にうつを発症しました。

その当時私は大学2年生になりたてでした。自分の不注意からある見落としをして、大きなミスをしてしまったのです。

どうしてあんな見落としをしたのだろう。普通の人ならあんな見落としはしない、私はなんて馬鹿なやつなのだろうと、自分を責めました。

そうすると過去の失敗も蘇ってきて、そのたび自分を責めて責めていました。

授業に出ても内容が頭に入ってこないし、徐々に学校に行く気力も無くなっていきました。

そうして、うつになりました。


今ではそのミスのことは大して気にしてませんし、こんなの側から見れば大したきっかけではありません。

それでも当時の私にとっては一大事でした。なにせ、いつも「私は欠陥人間だ、だから人一倍頑張って周りについていかなければ」と思っていたのですから。

自分なりに頑張ってもその程度では欠陥人間からは脱せないと突きつけられたような気分でした。


私は人として何か足りないのではないか、と悩む方は少なくないと思います。

他の人はできるのになぜ私はできないのだろうと悩むこともあると思います。

そんな時、できない自分を認めてあげることが大事なのだとうつになってから知りました。

今でも私は普通の人より劣っていると思うし、欠陥のある人間だと思っています。


ですが、今はそれでもいいと思っています。

もちろん、できない自分を認めるのはつらいですが、認めないと前に進むことができないからです。

三歩進んで二歩下がってもいいから、少しでも前に進みたい‥‥今はそう思います。

はじめまして

この度新しくブログを始めてみようかと思います。

私は2年前うつになり、今も時折体調不良や自尊心の低下など、症状に悩まされています。

同じくうつの方などが自分のことを発信しているのを見て、私も自分の弱さを打ち明けられる場所が欲しいなと思い、ブログを始めることにしました。

正直自分のこういった話を詳しく人に話すのは初めてなので上手くできるかわかりませんが、温かく見守ってもらえると嬉しいです。